株を始める前に知らないと損すること 2

前回、”株を始める前に知らないと損すること”
株式投資において、知らないと損することを解説しました。
まだ読んでない方は前の記事から入った方がよりわかりやいです。

多くの個人投資家が株式投資で勝てないのは、
利益よりも損失をより重く見ているからです。

この損失を回避したい心理は ”損失回避の法則” で説明できます。

 損失回避の法則（プロスペクト理論）

• 得する可能性がある状況では、利益を逃しすことになってもリスクを回避したい
• 損する可能性がある状況では、リスクを負ってでも損失を回避したい
• 損得が分かれている状況では、利益を得ることよりもリスクを避けることを優先したい

1つずつ説明していきます

得する可能性がある状況では、
利益を逃しすことになってもリスクを回避したい

例えば、
保有する株が順調に株価を上げている場面、さらに上がるかもしれないが、下がるリスクを避けたいために、利益を確定してしまう。これはよくあることですが、僕も何回も利益を確定した後に大きく上がる相場を見て後悔する経験があります。

損する可能性がある状況では、
リスクを負ってでも損失を回避したい

例えば、
保有する株が〇〇ショックとかで株価を下げている場面、下がり続ける株価を目の当たりにすると、更なる損を回避したい心理を抑えることができず、実態価値より低い株価であっても、今すぐ売りたいと思ってしまいます。

こんなのももちろん、経験あります。
売ってしまった後に、しばらくすると株価は元に戻り、そして下げる前より大きく高騰する 笑

損得が分かれている状況では、
利益を得ることよりもリスクを避けることを優先したい

例えば、
良さそうな企業を見つけて株を取得しようとする場面、この銘柄を買ったら利益になるかも、でも損するかも、やっぱり買うのやめた。みたいな。。。
これも良くあります、
やっぱり損するかもって思うと体が動けないのです 笑

株で負けないために、これらは全て変える必要がある考え方です。

 まとめ

損と得を同じ指数で考えなければ、株相場には勝てません。
通常の心理　　→　損 ＞ 得
株で勝つ心理　→　損 ＝ 得

株で勝つ心理状態でいないと、
感情に流され利益をとれる場面で取れない。更なる損を避けようとして狼狽売りをしてしまう。絶好の買い場で躊躇し、チャンスを逃す。このような負ける行動を頻発することになります。

まずは、少額から負けない株式投資を繰り返し自信をつける。
損と得を同じ価値として、感情ではなく、論理で考えるようにしてください。

これらができれば、負けない株式投資に大きく近づくはずです。

大事なので繰り返します。
株式投資は少額から初めて、少額運用の内に自分の脳内を ”株式投資で負けない考え方” にしなければなりません。なぜなら、まだ通常の考え方のままで大きい額を扱うと冷静に行動することはできません。焦らずゆっくり、慣れてから額を上げていきましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

これからも人生を少し豊かにすることを更新していきますので、よろしくお願いします。